2016年4月8日金曜日

ぬくもりに用があんだわ

こんばんは。
3.11の旅の途中第八夜の写真があがってきたのでfbに沢山載せてます。
ココでも少しだけ。



























































第八夜から、もうすぐ1ヶ月が経ちます。
振り返れば大体のことが早く感じますがホント早い。
翌日からはいつもの日常が待ってて、肩の力も抜けてく。
桜の満開は過ぎたし、田んぼには水が投入され、
年度は変わり、卒業から入学へ時期は移り、
何よりもうクソ熱い。ヒーターは押入れへ。

この間に東京渋谷、岐阜郡上八幡、鹿児島天文館日吉。
4本のライヴが終わった。
タフな期間だったが故に感動は大きかった。
渋谷ではMOROHAは勿論、ラッパーの田中光、ギタリストのSOU、
岐阜ではJAMBANDのBLANKAが記憶に残っている。
defeatでは5周年の祝いに久々のJUGと夜を創り、
日吉では明信寺というお寺で新しい出逢いが待ってた。
この4本は面白かった。

東京でライヴ。これは地方で叫んでる表現者では一つの目標に近い感覚があると想う。
特にラッパーとなると意地の塊みたいな奴等の集合体だからより一層。
俺もいつか行きたかった。10年かかって、やっと行った。
舞台は秘密基地の様な”EAR”という、ちいさなちいさなbar。
ここがはじまり なんか俺らしいのかな 想えた。
心友をはじめ、鹿児島、東京、音楽、旅で出逢った友人たちが沢山駆けつけてくれた。
あそこで1時間共有して、唄えたことを誇りに想う
至近距離と情熱が生んだ熱狂的な夜だった
何個も想い出があるんだけど、その中でひとつ
今日も想い出したことがある。

リハーサルん時から来てるお客さんがいた。
彼はとても無口で、人見知りオーラ全開でず~っとカウンターの奥に座っていた。
どうやらアフロのファンで、twitterを見てEARに来たみたいだ。
リハも終わり、出演者とイロイロ喋っていて、Tabi no Tochuの話になった。
5年前の話をし、第八夜の写真を見せながら説明していると、
無口だった彼が口を開け、相槌をうちながら想いを語り出した。
話を聞くと、彼は福島会津若松出身で5年経っても記憶は色褪せないと。
被災地に住んでいる、住んでいた人にしかわかりえない感情がやはりあった。
だからこそ、聴いてほしい。そう想った。

アルバムの収録曲、”ニンゲンインアンダーグラウンド”は
2011年12月の福島で体験した俺なりの真実、Tabi no Tochuをはじめる
キッカケになった経験を唄ってる。
“Be”でコーラスで参加してくれた、尊敬というか敬愛するうたうたい
ぢゃんさんは、会津若松出身だ。

彼はライヴを最初から最後までしっかり見届けてくれた。

ライヴが終わり、俺は会場の内外で来てくれたダチや共演者と色んな話をしてて
時間も過ぎ、ほとんどが帰り、ほとぼりも冷めた頃彼はひっそり挨拶に来てくれた。
感情を振り絞って感想を伝えてくれた
そんな彼に言われた言葉、

「いつか福島でもライヴしてください。」

凄く嬉しかった。アルバム聴いてくれてっかな?
またいつか逢いたいし、絶対あの街へライヴへ行くよ。

今年は福島だけじゃなく、東北へ足へ運びたい。いや、運ぶ。
最後に訪れたあの時から、3年近く経つ。
行きたいなあ、、、行く!!!
第八夜で集まった寄付金も渡したい。
実は、あの夜はイベント自体の金銭的利益が生まれなく。
募金とMA-KINGからの寄付金以外はなかった。
が、Tabi no Tochu bandメンバーとサトシが出演料を何も言わず返還してくれた。
そのキモチがすげ~嬉しかった。だから、寄付へ回した。
それも含めての寄付金が集まった。
お金は使うだけじゃなく、廻すモノ。本当ありがとう。
善でも悪でも何でもない、自分がやりたいからやってるだけ。


そういった感情が日本各地、世界各地で同時多発で起こってる。
と勝手に信じてる。
まあ、それとは裏腹にこの国では安保が施行され、海外で武力行使をやっていい国になった。違う形でひたすら行使していたんだろうが、これでようやく表向きでも畑をぶっ壊せるようになったわけだ。
南スーダンの少年兵達が相手の舞台だと聞いた
ある時想った 俺達が”いいね”を押すような感覚で引き金を引き、印鑑やスイッチを押し、命や居場所や生き甲斐が奪われていく

本当のところはわからん。現場に居るものにしか。
けど、わかってることはあるんだ。
それはもう言葉で説明しなくてもいいことかもしれない。
きっと多くの人が気付いてるはずだ。
直感で違和感を感じてるはずだ
音楽でも芸術でもひたすら語り継がれてることじゃないけ?

この前霧島で、とあるイスラエル人に逢った
サトシやHAEOさんがTIMELESSで逢った男だ
イスラエルのことたくさん想い出したなあ
イスラエルは2週間旅してすげえええ学んだ場所なんだ
そん時世話になったソウ君と岐阜で再会できたことも
繋がっていくんだ
謎多きニンゲン交差点
物価高いんだけど果物や野菜旨いんだよなあ
色んな話をして彼に兵役の話をした
確かイスラエルは20歳から男は3年間女は1年半兵役があるはずだ。
すると彼は、戦争に行きたくないから兵役は行かなかったと言った
何と狂人のフリをして兵役をパスし、世界を旅していたんだ
日本をウーフとヒッチハイクとバイブスで旅しているんだ
これもホントのとこは本人にしかわからない
しかし 旅人はやはりおもれえなあ。
次はセッションしようと約束した。16日のライヴまで霧島にいてくれるって。
愉しみだな。もっと話をききてえな。

今月は16日 霧島草木塔 小久保 淳平ツアーに緊急参加。
30日天文館WORD UP で “S-CLAN” 友人EL-CASTROW from “GERONIMO”
が俺のアルバムリリースパーティーを主宰。
5月もTIMELESS、DEEP、桜島が待ってる。詳細はまた後日。
バッチリやるよ。宜しくお願いします。

今日の国会中継を見た人はわかると想うけどあれが現在であり今までの姿。
そこを怒りなのか?哀しみなのか?
平伏させることなのか? 帝国を造ることなのか?
俺はもう、そこだけじゃない気がするんだ
直感と違和感を信じて 歩んでいこうや これからも。
今日も何気ないちいさな幸せに気付いて救われるわ

何もない日々にあかりをつけよう


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