2016年2月19日金曜日

ニライカナイへ

16か17歳の時にこの島のダチが出来てから、10年以上が経つ。
この10年の間に様々な流れと友と音に巻き込まれ、今が在る。
不思議なモンで、今だに繋がっている。
結いの島に呼ばれた。嫁と娘と音楽で。
出オチだが、最高の旅になった。






今回とことん世話になった瀬田夫婦が迎えに来てくれた。
まずは向かうは住用村。マングローブで有名な場所。
”結ノ島Camp”
先輩の仁志さんが代表を務める “devadurga" というアウトドアブランドhttp://devadurga.com が主導するCampフェス。
会場へ到着すると、、逢いたかった面々の顔が。




握手とハグとガハハハッて笑い。
この男がキーマン、秀流。

共演には奄美の男としてお馴染み、森拓斗。Saaraも。
そして、以前熊本河原町で共演したIkkyu君、名前は沢山聴いていたマーレーズ。生憎の悪天候だったがイベントは進む。
ずっと逢いたかった晋とも出逢う。やっと、逢えたね。
ライヴは18時。俺の前はIkkyu君でいいライヴだったな~
出番前にPAさんに挨拶に行くと、去年ライヴしたASIVIの方で覚えていてくれ、嬉しかったな。
しかし、俺の出番の直前天候が急に悪化しガチンコの雨嵐。
テントも吹き飛ばされたり。中断が入り一瞬、中止も想像した。
しかし、その時。もう一人の俺が現れ、

「遊びに来たのか?違うだろ。絶対、やれよ。」と囁く。

そこで腹を括った。どうなってもいいから、絶対やり抜く。
すると、少し天気が回復した。
そこを見計らってステージへ出た。
そっから先はあそこにいた人のみが知る。
熱くなれたよ 見届けてくれた皆に感謝。
あの後の、マーレーズのライヴも圧巻だった。
TAKUTO & MUGARI BANDは感動した。
拓斗と秀流、晋。そしてやすみちのギター冴えてたな。
そして冬の夜空と花火。あの瞬間、、ありがっさまりょうた。
少ないスタッフの中、色んな仕事を皆が掛け持ちしながら
創っていたフェス、出演者、出展者、泥だらけのスタッフ
お疲れ様でした!!

















住用から古仁屋。瀬田夫婦とチャーリーと1日のんびりして。


そこから船に乗り加計呂麻島へ。

会場は海宿5マイル。海宿っていいね。
何故5マイルか?
とある楽園から5マイルなんだって。



まあその場所が、、、、、とんでもない場所だった。
言葉では表せないくらい、最高の場所だった。
家族で行けてよかった。
”音楽は連れて行ってくれる。”
そう確信した。続けてきてよかった。
その夜も朝もたくさんの出逢いと刺激だらけ。
ライヴの時にキャンドルを灯してくれた。
合わせないライヴをしたんだ、あの夜は。
とにかく、酒が旨かった。
来那さん、お疲れ様でした!!
5マイルで出逢った皆。ありがとう。
あそこで見た虹は忘れん、、また近いうちに。



翌日、嫁と娘は先に帰ることに。
沢山世話になった瀬田夫婦との別れに涙していた。
「知らない土地で優しくされる」
そのチカラと喜びは計り知れない。
嫁も娘も、紛れもなく旅をしていたのだ。
ああ、本当、一緒にきてよかった。
秀流が空港まで送ってくれた。
金井工芸にも連れてってくれた。
最後にはあたるも懐いていた。
秀流があたるへプレゼント。ムッチムチやぞ。



さあ、最後の夜はビッグシティー名瀬へ。
自分の中では奄美では絶対の場所、Mublime。
盟友 森拓斗が店長を務め、今は秀流がスタッフで入ってる。
最後の夜は奄美同世代の皆がチカラを合わせて舞台を創ってくれた。開始直後から沢山の人。
初めてライヴをするRID、俺の曲を聴いてくれてるPERRY、
バックDJは二人の兄貴分のしょうまことTAISHO。
MIXCDを貰ったが、、最後の最後、感動したよ。ありがとう。
Ikkyu君、飛び入りでマーレーズもアゲてくれた。
その日のDJ、貴仁、アカチカはKoolだったよ。
そして奄美最後の夜のライヴ。
約1時間、全てを出し切った。
ライヴ後の皆の表情と沢山のハグが嬉しかったよ。
5マイルの皆も来てくれたなあ。

その後の拓斗の飛び入りライヴ、すげえ沁みた。
宴は続き、最後に残った男たちがラッパーじゃないのにほぼ全員ラップをかますという謎かつクソ熱い時間を経て、島や自分自身の未来を語り合った。
あの時間、絶対忘れんぞ。皆、前へ行こう。
とにかく、、最高の夜だった。
Mublime Have a good time ありがとう。


朝起きたら何故か拓斗が横で寝ていたのが意味わからんかったが。

最後の日は、大和村へ。かなりのんびりだった。
そののんびりが心地よかった。

貴仁おすすめのポニーは2分で終わった。
船が出るギリギリまで、皆に世話になった。

Mublime近くのやーまん酒場、レバーが劇ウマい。
マジでウマイ。
ここの大将、雄大はクソ熱くて気合が入ったいい男!!
試合頑張れよ、また逢おう。12月だな!!!!



バックDJを務めてくれた晋、本当にありがとう。
潔い男、また語り合おう。


そして拓斗、秀流。
こいつらとの縁は不思議だ。いいところも悪いところも
受け止めよう。やるぞ、俺らは。

今回のツアーの立役者、瀬田夫婦、来那さんが最後は見送りにきてくれた。るみさん、あさひ、チャーリー。
迎えてくれる嬉しさ。本当にありがとう!!!!!!




今回の奄美トリップは心から愉しかった。
悔いは一切ない。
この島の光と影は濃ゆい。
最高の光景と、とても考えさせられる光景。
最高の話と、考えさせられる話。

例えば、辺野古の埋め立ての為の土砂はこの島から多く出る。
自衛隊の配備が急ピッチで進められる。
偏った政党の権力に左右される。貧困問題。

ある意味島の運命かもしれん。
しかし、この島にはとてつもないチカラが在る。
不思議な魂が宿る。
そしてそこを信じてるいい目をした人間たちが間違いなくいる。
変わるも変わらぬも人間次第。
また逢いましょう、結いの島。



ニライカナイでまた逢おう。

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